小麦とトウモロコシ
小麦食品を食べると、6時間ほどして腹痛・下痢が起こることに数年前に気がつきました。例えば昼にウドンを食べると夕食の頃にお腹が痛くなる。以前は夕食に食べたものが原因と思っていたので、何が悪いのか分かりませんでした。ふと昼食は?と考えてみると、腹痛の6時間前に麺類・パスタ等を食べていることに気づきました。
思い返してみると、旅行先で夜にソフトクリームを食べて、腹痛・冷汗・徐脈で倒れたことがありましたが、ソフトクリームが原因と思っていましたが、昼にウドンを食べていました。以前からシュークリームを食べると調子が悪い、ラーメンや素麺で腹具合がおかしくなるのに気づいていましたが、ラーメンは脂っぽいから、素麺はお腹を冷やすからと思っていました。小麦(グルテン)が原因とすると謎がスッキリ解けました。
小麦が体にあわない人が欧米では地域によって数十人から数百人に1人位いるようですが、日本人にどの程度いるのかは不明です。案外、過敏性腸症候群といわれている人の中に相当まぎれこんでいるのかも知れません。
それ以来、朝食にはコーンフレークを食べています。トウモロコシは人間にとってコメ、コムギと並ぶ三大食料のひとつですが、必須アミノ酸のトリプトファンの含量が少なく、トリプトファンから合成されるナイアシン(ビタミンB3)が不足し、トウモロコシを常食とする地域では、ペラグラという皮膚病になりやすい欠点があるそうです。
トリプトファンと聞いて思い出したのは、わたしが大学に入ったころ…