シューマンの交響曲第1番は「春」と名付けられていますが、発散するエネルギーとどこか不安定な感じが魅力的です。 シューマンはオーケストレーションに問題があるとかで、マーラーが改訂した版があり、それで演奏したCDがあります。響きが整って、メンデルスゾーンのようになっているのには驚きます。わたしには原曲のほうが聴きごたえがあるように思えます。
四月も下旬になれば気候が安定してくることでしょう。新緑がまばゆく、空の青も深みを増してきます。
いはばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも (志貴皇子)
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ちょんき
爛漫亭