十代のころ、ドイツの小説を読んでいると、よくリンゴの木が出てきましたが、わたしが実際に、リンゴが実っている樹を眺めたのは大人になってからです。やはり少し感激しました。
果物がどんな風に実っているのかは実物を見ないと、案外、わかりにくいものです。
学生のとき、奄美大島で泊めてもらった民家の庭にパパイヤが成っていて、食べさせてもらった記憶があります。
はずかしい話しですが、大人になるまで、カレーの木があるもんだと思っていました。実をすりつぶすとカレー粉になる ?
クリムトに「生命の樹」という絵があります。なんか唐草模様のような感じです。実物を観たことがあるのか、画集かポスターで見ただけなのか、判然としません。どんな果実がみのるのでしょう。
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