さかなの味

 週末は叔母や兄たちのご機嫌伺いにでかけてきました。天気が良かったので、帰り道に、十代のころに暮らしていた辺りを巡ってきました。新しい道路が通っていたり、埋め立て地に町ができていたり、街が上書きされてヴァージョンが更新されたような感じでした。


 海辺の道の駅に寄ると、ベラのこけら寿司があったので、昼食にしました。タコを一匹姿焼きにして売っていましたが、すこし観光客的すぎるかなと横目で眺めるだけにしました。瀬戸内的な食べ物です。


 自宅にかえって新聞をみると歌壇欄に

  黙黙とかつお食みては酒を酌む赤身の酸味しょうがの辛さ (正博)

という歌が載っていました。やはり、かつおには外海の魚の風格があります。


この記事へのコメント

  • さっかん

    元漁師の人とおととい話をしました。昔は一本釣で、2時間くらいで1トンの鰹を釣ってたと。3人で、ハネ釣って言ってました。へえーと驚くだけ。けんけんとは違うらしいです。60代の人だから30年ほど前でしょうか。初鰹まだ食べていないことに今気づきました。
    2017年05月28日 10:12
  • 爛漫亭

    ここ数年、カツオは不漁のようですね。モチガツオに出会うと、今年も食べられたとうれしくなります。
    2017年05月28日 20:38

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