モバイル・ハウス・ダイアリーズ

 猛暑が続いています。38度といった言葉を聞くと、何か未体験の領域に入っていく感じがします。四季のある国といいならわしてきましたが、季節の巡りは、経験済みの出来事のなかで推移していくものだったはずです。想定外が多すぎます。



 「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず」と『方丈記』は書いていますが、川の水が氾濫するとは言ってません。



 河出書房新社『日本文学全集07』の高橋源一郎訳「方丈記」は奇を衒ったものです。方丈記という言葉の横には「モバイル・ハウス・ダイアリーズ」とルビがふってあります。言葉遊びとして「現代語訳」したという感じです。 原文もそんなに読みにくいものではないので、こんなのもありかとは思いますが・・・。



 最近、文字が読みにくくなってきたので、近々、目の手術をする予定です。未体験のことは少し不安ですが、これも今年の夏の経験として、やり過ごすことにします。



この記事へのコメント

  • sakkan

    東北の震災の年にこの地は水害に襲われました。たくさんの被害がありましたが、過ぎれば過去のことになっていきます。今回の水害の報道を知って、もう一度振り返って次の災害にたいする準備が必要と感じています。
    僕は2年前に黄斑前膜とかいう病気で硝子体手術を受けました。最近その目が視力低下。白内障の進行だそうなので、近々手術を受ける予定です。目の手術を受けられるとのこと、思わずコメントを書いてしまいました。今年の夏休みは病気療養で終わってしまいそうです。水晶体を変えれば、どんな世界が見えるのか楽しみでもありますが。
    2018年07月19日 23:02
  • 爛漫亭

    お互い似たようなことをしていますね。視界良好になりたいものです。
    2018年07月20日 20:15