9月4日に台風21号が来襲して、7日に所用で東京へ出かけました。最寄りのJR駅や交通信号はまだ停電していました。8日に千葉にいる長男一家と昼食を共にすることにしていましたが、長男は5日から札幌に出張しており、ホテルで地震にあい、停電の中、水とチョコレートで二晩を過ごしたそうです。
丸の内の丸善で本棚を眺めていると、探していた本がすぐに見つかります。やっぱり実物を手にとって、拾い読みすると内容が値ぶみできます。ネットでは味わえない楽しみです。
駅のホームに立っていると、すぐに目的の電車がきます。待つのに慣れている身には不思議な気がします。人口の1割が集まって、資源の多くを消費しています。
北海道の停電のように、一極集中のシステムではブラック・アウトの危険性があります。こんなに災害が頻発するようなら、分散して暮らせるような方策を立てる必要があります。
帰宅すると、駅の停電はなおっていましたが、まだ、山間の町では停電が続いているようです。
紀の国に闇大きかり鉦叩 (森 澄雄)
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