今年もいろんな音楽を聴いてきましたが、振り返ってみると、この1年、音楽CDは1枚も買わなかったようです。ここ数年、 CDショップへは出かけられなかったので、online shop で手に入れていたのですが、購入履歴を見ると今年は発注なしでした。昨年の12月に家内の依頼で「イル ディーヴォ」というヴォーカル・グループのCDを取り寄せたのが最新でした。
今年は古い CDばかり聴いていたようです。新しいものへの関心が薄れたのでしょうか? 店舗に出かけていると、せっかく来たのだから何か買うものは無いかと、つい衝動買いしてしまうのですが、online shopだと、とりあえずカートに入れておいても、2〜3日後には、まあいいかと購買意欲が低下している場合が多いようです。また、YouTubeで聴いてみて買うほどでもないかとなるようです。
それが良いことなのかどうかは微妙です。物でも人でも、衝動的な偶然の出会いによって新しい世界が拓けることがあるようにも思います。たとえば『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』という CDを買ったために、キューバ音楽やラテン音楽に一時、熱中したり、『コール・ポーター作品集 ローズマリー・クルーニー』を聴いてみて、C.ポーターの曲を集めているうちに、ジャズ・ヴォーカルに興味をもったり、『ピープル・タイム/スタン・ゲッツ・ケニー・バロン』をテレビの紹介番組で知って、ジャズを聴き出したりしたことを思い出します。
まあそれでも、衝動買いした CDは1〜2回聴いてそのままになっているものがほとんどのような気もしますが、それは授業料のようなものなのでしょう。来年はどんな音楽に出会えるか楽しみにするほかありません。
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この記事へのコメント
そらへい
一つはアマゾンミュージックアンリミテッドでほとんどの曲を聴くことができたのですが、これも先月に解約しました。
新しい出会いは必要ですが、持っているレコードやCDとの再会も
必要かなとも思ってます。
書籍はCDやレコードに比べると新刊や中古本を買っていますが
これも最近は図書館にシフトしつつあります。
スモール生活です(笑)
爛漫亭
拡げているのですが、だんだんひっかかる物が減って来ました。
感度が落ちたのでしょうね。今年は手持ちのものでまにあった
ようです。
mm
いろんなジャンルの音楽に関心を持っていらっしゃって、素敵だことわたくしはと言うとしつっこく同じ音楽を聴いています。独身時代からずっと同じ曲だったり(ー。ー;
それでもたまには新しい曲を聴くこともありますね。今年は「チャンピオン」何て曲があることを知りました。
爛漫亭
ので、気分を変えることができますね。今日は落ち込んで
いるので、この曲、この唄というふうに音楽療法です。
yoko-minato
最近は静かな曲が好みですね。
テレビがうるさく感じて消すと聞いてます。
でも音楽は詳しくないのです。
良いお年をお迎えください。
爛漫亭
ですね。普通にしゃべればいいのに、叫ぶように会話して
います。
良い年をお迎えください。