大相撲・初場所で活躍したのは金峰山(きんぼうざん)ですが、奈良県の吉野山から山上ヶ岳にかけては金峰山(きんぷせん)と称ばれます。国宝の蔵王堂が建っている所は金峯山寺です。カザフスタン出身の力士の四股名がなぜ金峰山なのか不思議です。千秋楽に巴戦となり、大関・豊昇龍が力の差を見せつけ、横綱昇進となりました。
先日、晴れて風もなかったので、1年ぶりに吉野山へ散歩に出かけました。不思議なことに観光客も参拝者も全く無く、土産物屋もほとんど閉まっていました。正月に行った道成寺と同じ様でした。広大な駐車場にポツンと車を停めて、蔵王堂まで歩きました。
参道は元々、尾根道なので、ちょっとした登り坂です。食堂や土産物屋は「吉野建て」という建て方で、道から見ると平屋で、裏から見ると二、三階建になっており、谷の桜が窓一面に眺められるようになっています。仁王門に着いたころには息があがっていました。以前はこんな事はなかったので、加齢という現実に向き合わされました。
(金峯山寺 蔵王堂)
蔵王堂ヘ来るといつも思い出すのは、もう50年近く前、初めて参拝したおりに堂内を案内してくれた若い修行僧の姿です。摺り足で歩いているようなのに、飛んでいるのかと思うほど身軽で素早く、忍者ってこんな感じだったのかと思った記憶があります。あの修行僧も今では老僧になっていることでしょう。
復路、ぜんざいでも食べたいなと思ったのですが、適当な店が開いていません。往復五千歩ほどの散歩でした。帰路、いつものように、五條市で柿の葉寿司を買って帰りました。
この記事へのコメント
mm
今日はお墓参りに行っていて、パソコン開けるのが今になってしまいました。
金峰山と言えば埼玉と山梨の県境にもあります。読み方が違っていて(どちらがどちらか忘れましたが)「きんぷさん」と「きんぽうざん」です。
相撲取りの「金峰山」どうしてこんな名なのか不思議でした^^
爛漫亭
tai-yama
あとちょっとで優勝だったのに・・・。
50年前の修行僧なら、今だとお目にかかれないくらい
お偉いさんになっているかも。
そらへい
金峰山、確かテレビで親方の出身地、熊本にある金峰山から取ったと聞いたような気がします。金峰山、全国にたくさんあるんですね。
蔵王も有名な東北の地名ですが私たちの近隣の町にも蔵王ダムというのがあってたぶん地名だと思います。
調べるといろいろ面白いですね。
爛漫亭
めぎ
爛漫亭
ついでに調べると、全国にたくさん金峰山があります。吉野修験の末寺のようなものです。面白いですね。
爛漫亭
てんてん
そら
豊昇龍と琴桜そして大の里、残念ながら琴桜は負け越してしましましたが、大の里は勝ち越し、豊昇龍は横綱昇進!!
今後の取り組みが楽しみです(^^)
爛漫亭
lamer-88
リンク集に貼らせてください。
よろしくお願いいたします。
爛漫亭
トモミ
爛漫亭
おと
柿の葉寿司、良いですね~♪吉野山、いいな。春は、サクラが綺麗でしょうね~。
yoko-minato
感じたらやはりあちこちにあるのですね。
我が実家はお寺さんの境内にありましたので
こういう景色はとても懐かしく感じます。
爛漫亭
爛漫亭
lamer-88
猿沢の池の畔の旅館が大学の修学旅行の定宿ですき焼きでした。
爛漫亭
lamer-88
お好み焼きのお店しかなかったです。
66年前です。
お水取り奈良の雰囲気が感じられます。
又、モンゴル横綱になりましたね。
日本の力士が弱いかrと解っていますが
もう大相撲は観る気がしません。
lamer-88
間違いが多くていけません。
お茶するお店を探しました。
でした。
爛漫亭