1月は過ぎて

 2月の声が聞こえて来ると、正月気分は無くなります。年々、正月の行事も消えていますが、昨年あたりから年賀状仕舞いの文面が目立つようになっています。ハガキの値上げを機にその傾向が広まったのでしょう。正月行事の簡素化はどこまで進むのでしょう?  わたしも段々、枚数が減っていますが、叔父、叔母、兄、いとこなどの親戚、かつてお世話になった先輩や同僚、親しかった同級生などに新年のご挨拶として出しています。  また年賀状を受け取ることで、お互いの無事が知れます。ほとんどが年1回の年賀状だけの付き合いになっていますので、賀状が無くなると安否不明となります。時に、かつての友人の奥様から年賀欠礼のハガキが届いて驚くことがあります・・・年賀状がなくなれば、そんな通知も来なくなります。  若い人たちはメールやLINEのやり取りでよい、儀礼的なことはしたくない・・・ということなのかも知れません。しかし年賀状には便利な面もあり、用も無いのにハガキや電話、メールは不自然ですが、賀状は気軽に送れます。  わたしが子供の頃、元日には父の勤め先の若い女性たちが、晴着を着て家へ年始の挨拶に訪れていました。普段、振袖など見たこともなかったので、女性たちの艶やかな姿や笑い顔が印象に残っています。わたしが仕事し始めた頃でも、仕事始めの日はちょっと仕事をして、後は年始の集まりなどで、寿司でも摘みながら歓談して過ごしました。街には晴着姿の方も見かけました。仕事始めから普通に働くようになったのは、90年代になってからと思…

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なぜ「緑の地」?

 最近、ニュースでグリーンランドのことがよく出てきますが、なんとなく北極の方の氷に覆われた島というだけの知識しかありません。むかし、ヨーロッパへ行ったおり、アラスカのアンカレッジで給油した後、窓の外は氷だけの世界の上を飛んだのですが、あの辺りだろうかと想像するだけです。  そもそもグリーンランドがデンマークの自治領とは知らず、なぜ氷床に覆われた島が、「緑の地」なのか? 分からないことだらけです。  調べてみると、グリーンランドは世界最大の島で、日本の5.7倍の面積があるそうです。しかし人口は5万7千人しかなく、多くはカラーリットという、イヌイット系の人たちだそうです。  「グリーンランド」と名付けたのは、982年、アイスランドのヴァイキングの人物で、「緑の地」と称び、入植者を増やそうとしたそうです。1721年にデンマーク王国の植民地となり、1979年に自治権を得ています。  近年、グリーンランドの天然資源や地政学的な重要性が高まり、大国が食指を伸ばしているのです。つまり、温暖化によって氷床や海氷が融け、地下資源の採掘が可能になり、ロシアの北側の北極海を通る航路が容易になり、スエズ運河やパナマ運河を経由するより、ヨーロッパとの距離が大幅に短縮されることになったのです。  地球温暖化は色々なところに影響が及んでいます。今後、グリーンランド情勢はどうなるのでしょう? #「地政学て何?」https://otomoji-14.seesaa.net/article/2024-0…

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新しい年に

 新年となりました。今年は丙午(ひのえうま)だそうです。かつて、この年生まれの女性は気性が激しいというような風説がありました。60年前、兄のところに女児が生まれ、丙午の女の子だと兄が笑っていたのを覚えています。その年は出産数が減ったようです。年賀状を見ながら、あの子が還暦に成るのかと、往時を思い出しました。わたしは高校生でした。父親は次々に孫が出来て、まごまごすると嬉しそうに話していました。父親は55歳だったはずです。   午年の「午」はなぜ「うま」と読むのか分かりませんが、日頃は正午とか午前・午後といった時刻に使われます。昼の12時前後2時間が「午の刻」で、夜中の12時は「正子」です。馬には颯爽と駆けるイメージョがありますが、今年はどんな年になるのでしょう?  わたしには孫が4人いますが、一番上は今年は大学生になり、一番下は小学校に入ります。それぞれ新しい世界に駆けて行きます。わたしは今年も馬齢を重ねるだけですが、若い人にはそれぞれの場所で、師と友達に恵まれ、楽しく学んでほしいものだと願います。 #「七つだち」https://otomoji-14.seesaa.net/article/2019-02-19.html

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